NO4.ほっとする美味しさGLUHWEIN「グリューワイン」はおすすめ

●オーストリア・グルメ探訪
10月下旬、アルプス山脈は雪に覆われ、美しい白銀の世界と化す頃、
気温も一気に下がりあっという間に冬一色のムードになる。
こうした寒い季節で身体と心が温まるお薦めの伝統的な飲み物
「グリューワイン」の旅を紹介しよう。
直訳すると「熱したワイン」という意味らしいが、日本では「ホットワイン」
として親しまれている。この酒の歴史は紀元前から伝わる最も古い
お酒ワインであるが8~9世紀のドイツでは、カール大帝の命で作り方
民衆に普及しドイツ南西部と北部がワイン生産の中心地となった。
北部で取れたワインは、酸味が強いため蜂蜜、ハーブ、ベリー、香辛料などを
加え飲みやすい甘さにしたのがグリューワインでオーストリアで好んで
飲まれるようになった。このワインは、ドイツでは赤ワイン、北イタリアでは
白ワイン、そしてオーストリアでは赤・白の両方が飲まれている。
オーストリアの冬の旅にはもってこいの飲み物だ。鉄道やポストバスを
利用して町や村・深山幽谷という趣の深い所までいって、その地の人と
ワインセラーで酒を飲み交わす。人情に触れジビエ料理に舌包みし音楽を聞く。
冬のオーストラリアをゆっくり旅するのもいいものだ。
ちなみににぎやかになる前に、バロックのザルツブルグや湖水地方の
散策をお薦めする。