「印象派が愛した海岸線を巡る」パリジャンが好む高級リゾート地ドーヴィルからオンフルールへ。
France ノルマンディ―「印象派が愛した海岸線を巡る」
パリジャンが好む高級リゾート地ドーヴィルからオンフルールへ。
富裕なパリジャンの別荘が多い「ドーヴィル」は、19世紀に開発 された 優雅なリゾート地で、鉄道の普及と共に賑わうようになり、 バカンス時期にはパリの社交界がそっくりここへやってくる。 映画「男と女」で一躍有名になったので皆さんご存知だろう。
映画スターの名前が印された海岸沿いのお洒落な遊歩道「ラ・ブランショ」、9月に行われるアメリカ映画際のスターが宿泊する由緒あるホテル 「ノルマンデー・バリエール」は、その象徴である。
夏にはポロや競馬のイベントが開催され、世界中の注目を浴び、カジノや 一流ブティックも軒を並べる。
「空の王者」と称されたブータンは、晩年ここに住み浜辺でスケッチに 精を出しここの空が一番美しいと讃えていた。 由緒ある古い町並みと旧港の景色で知られる「オンフルール」は、 アーティストに愛された港町。まずコロー、ターナーが訪れ、その後 バルビゾン派・オンフルール派・印象派ナビ派・フォーヴ派と続き、 町外れにある「ラ・フェルム・サン=シメオン」に集まって騒いでいた。 その伝統を受け継いでか、この町には今でもギャラリーが多い。 小さいながらチャーミングな旧市街の博物館やサティの家など、 ゆっくり散策するのをお薦めする。
弓なりのシルエットと眺めがすばらしいノルマンデー橋を渡って、 モネが「印象日の出」を描いたセーヌ川対岸のル・アーヴルや、 白い断崖で有名なエトルタで海に沈む夕日はまさに”Impression!”
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